皆さまこんにちは。
ご当地の名物やお酒を楽しむ旅行が好きなおひぐ(@ohigur)です。
このコラムでは毎月15日におひぐが出会った美味しいお酒と食べものを、旅を絡めてお届けします。
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改めまして。
こんにちは、おひぐです。
冒頭の3行から始まるコラムを、2020年10月から毎月15日にオンラインコミュニティ・酒小町の酒小町noteに『おひぐの日本酒紀行』として寄稿していました。
しかし先月末で私が酒小町を抜けてしまったので、おひぐの日本酒紀行のnoteの更新はストップ、、、
10県続いたのに、ここで止めるのはもったいないなぁ、
せっかくなら47都道府県全部制覇したい!
ということで、続きはこのブログで書くことにしました。
過去のVol.1〜10は下記のリンクから読むことができます。
おひぐの日本酒紀行
それでは今月取り上げる県・大分にトリップしましょう〜〜
大分
今回の舞台は大分県。
大分といえば、温泉!
別府や湯布院など有名な温泉地がありますね。
日本一の「おんせん県おおいた」と大分県の観光情報公式サイトが謳うように、温泉の源泉の数と湧き出す量は、大分が日本一なのです!
別府
別府は何度か行きましたが、別府温泉の地獄巡りは定番ですよね。
観光をした後は、地獄の熱で食べ物を蒸した『地獄蒸し』でお腹を満たすのもおすすめです。
あと大分の美味しいもので外せないといえばとり天!
軽い食べ心地で無限に食べられてしまいそうです。
(※2015年と2019年の写真です)
湯布院
もうひとつ有名な温泉街といえば湯布院。
金鱗湖やその周辺は緑も多く、歩いているだけで気分がリフレッシュされますよ。
ゆふいん駅から伸びる「湯の坪街道」にはたくさんの食べ歩きのお店があり、目移りしてしまいます。
別府とはまた違った風情のある温泉街です。
(※2018年の写真です)
温泉に入った後は、やっぱり日本酒…!
温泉に入った後にくつろぎながら飲みたい飲み物といえば、そう、日本酒!
大分では2021.8月現在、39の酒造が日本酒を醸しています。(大分県酒造組合参照)
九州の酒といえば焼酎を思い浮かべそうですが、佐賀・福岡・大分の北部3県は日本酒の醸造も盛んなのです。
有限会社中野酒造『知恵美人』
今回飲んだ大分のお酒は有限会社中野酒造の『智恵美人 純米吟醸』。
1874(明治7)年創業の老舗蔵であり、6代目の蔵元が立ち上げた「ちえびじん」ブランドはフランスの日本酒コンクールで最優秀賞を取ったほど、歴史と勢いのある酒蔵です。
『智恵美人 純米吟醸』は浮世絵の女性のラベルが特徴的。
お酒の名前になっている「智恵美人」は中野酒造の初代女将の名前から来ているそうなので、もしかするとラベルの女性も奥さんがモデルなのかもしれませんね。
調べたところ、この浮世絵入りラベルの「智恵美人」は大分県でしか購入できないそうで、通常はシンプルに文字のみのようです。
口に含んだ瞬間は、甘さと酸が少し強い印象。
飲んでいくうちに味が濃ゆくなり、アルコールの辛みも出てきました。
香りは梨っぽい淡い甘さ。
智恵美人、雰囲気は奥ゆかしいが、性格は強めの女性といったところでしょうか。
大分名物・かしわ飯の炊き込みご飯と、カボス胡椒(柚子胡椒の亜種)できゅうり和えたものをおつまみにしてみました。
しかし、かしわ飯との相性はまずまず、カボス胡椒はお酒の辛さとぶつかってしまいあまり調和せず。。
バニラアイスにかけて食べるとまとまりが出て美味しかったので、このお酒は食中酒で飲むより甘めのデザートに合わせて飲むのが良さそうです。
余談。
たまたまカメラロールを漁っていたら、ひらがなの「智恵美人」ブランドが出てきました。
飲んだことがあったようです。
ただ、残念なことに味の記憶が全くありません。。
もう一度見かけたら飲み直してみたいと思います!
おわりに
まだまだ8月なので暑い日が続きますが、お盆を過ぎれば少しずつ涼しくなるので温泉が恋しくなる季節に近づきますね。
大分県に行く機会があったらぜひ智恵美人(ちえびじん)を飲んでみてくださいね!
ではでは。
コメント
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