こんにちは、おひぐ(@ohigur)です。
私は2022年5月〜7月末の3ヶ月間、ハローワークが開催している職業訓練校(公共職業訓練)に通っていました。
受講したのは「観光ビジネス総合学科」。
業界未経験でも旅行業界での仕事に対応できる人材を目指す訓練でした。
今回は職業訓練校の観光ビジネス総合学科で学んだことと、私が書いた応募時の志望動機例文を紹介します。
職業訓練校
職業訓練校とは、ハローワークが開催している離職者等再就職訓練のことです。
失業中の求職者が再就職するときに役立つ新たな知識や能力を身につけるための支援をする訓練で、都道府県が民間の教育訓練期間に委託しています。
私が通っていた職業訓練校は、資格の専門学校「大原簿記学校」が委託先でした。
学費は都道府県が補助してくれているので、教科書を購入する費用(11,500円 ※教室により、使う教科書で金額は変わります)だけで通えます。
通学にかかる交通費も支給されました。
また職業訓練校に通っている間はハローワークからの失業手当の貰える日数が増えたり、ハローワークから失業手当を貰っていなければ国から「職業訓練受講給付金」を貰えたりなど職業訓練に通いながらお金を貰える制度も充実していました。
期間は3ヶ月の短いものから、6ヶ月、1年のコースと内容や時期によって様々な長さの訓練があります。
観光ビジネス総合学科
インバウンド市場の概要や旅行系の国家資格「旅行業務取扱管理者」の受験科目の学習、語学(英語、中国語)、パソコン演習(Excel、PowerPoint)を通して、旅行業界に入るためのベースを学ぶ学科でした。
総学習時間は348時間。
14つの学科・実技と就職支援が組まれた時間割で、授業内容は下記の通りです。
旅行業法
約款
国内運賃・料金
国内観光地理
国際航空運賃
海外観光地理
海外旅行実務
ホテル・レストラン概論
観光英語
おもてなし英語
基礎中国語
パソコン演習
プランニング演習
訪日ガイド演習
[就職支援]
就職支援(応募書類作成)
就職活動日(ハローワークを活用した職業相談日)
キャリアコンサルティング(個人面談)
平日の朝10時から授業開始、1日の授業終わりは16時50分でした。
1コマ50分の午前3コマ午後3コマで、昼休みは12時50分〜14時と少し長め。
学科は教科書や講師の先生のレジュメに沿って行われる座学が中心です。
進行度はかなり早く、1科目が2、3日で終わってしまうことも…。
実技はクラス内での発表が主でした。
PowerPointで個人制作を行い発表、クラスで少人数のグループを作り旅行プランを立てて発表、中国語の寸劇発表などクラスの皆の前での発表が多かったです。
先生方は旅行業界経験者が多く、旅行会社やバス会社、通訳ガイド業を行っているなど、旅行業界のプロフェッショナルの方が複数いらっしゃいました。
就職後のコネクションを作ったり授業の合間に旅行業界の色々なお話を聞くことができたりと、旅行業界で仕事をしたい人にとっては自身の就活に役立てる場所になります。
募集人数と実際に受講していた人数
募集人数は30名でしたが、実際に入校したのは21名でした。
やはり感染症の影響で旅行ができずインバウンド方面でも利益が見込めず、旅行業界は下火なのでしょう。定員割れしてしまっていました。
就活支援の一環でもあるので、途中で就職先が決まり退校される方も何名かいらっしゃいました。
年齢層は20代と60代が数名ずつ、残りは30代〜50代の方でした。
職業訓練校応募時の志望動機例文
職業訓練校に応募するときに心がけた志望動機として、
・今の自分に足りないスキル
・職業訓練校で足りないスキルを補完できる理由
の3つを意識して書きました。
▼「観光ビジネス総合学科」志望動機例
一例として参考にしてみてください。
「観光ビジネス総合学科」は旅行業界に興味がある方におすすめ!
職業訓練校の「観光ビジネス総合学科」では、国家資格・旅行業務取扱管理者の取得を目指しながら旅行業界で働く上での心構えや基礎を学べました。
離職中で旅行業界に興味がある方は、「観光ビジネス総合学科」の職業訓練に通いながら就職活動をしてみるのもおすすめですよ。
ではでは。
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