こんにちは、おひぐ(@ohigur)です。
半年以上海外旅行に行けてなくて、そろそろアジアの安くて美味しい屋台飯が恋しい頃になってきました…!
そんな今日は日本の無印で買える、台湾のおいしいもの『魯肉飯』をレビューします。
魯肉飯(ルーローファン)
魯肉飯(ルーローファン)とは、甘醤油で煮込んだ豚バラ肉のかけご飯です。
最近では台湾の代表的なご飯といえば魯肉飯が挙がるくらい認知度ありますよね。
本来の表記は『滷肉飯』ですが、魯が使われているのはなんと日本の影響なのです!
日本の中華街に輸入された際に滷の同音の魯が使われたのが台湾に逆輸入され、日本人観光客に目をつけてもらうためにあえて『魯』肉飯と表記しているところもあるのだとか。
鲁
ちなみに魯=滷は繁体字では卤という字。
中国の食堂や屋台などでよく見る卤蛋(香料が香る煮卵)、あの卤。
「塩水と香料を醤油で煮込んだ味」の意味を持ちます。
(ちなみに似たような煮卵で茶叶蛋がありますが、それは茶葉と香辛料で煮た卵です。
これ以上脇道にそれると長くなりそうなので、今回はこれくらいで。)
まさに魯肉飯も「塩水と香料を醤油で煮込んだ肉の飯」。
滷味を作るのによく使われる香辛料は、花椒、八角、シナモン、ネギ、生姜などなど。
それらを煮込むのに砂糖と酱油は欠かせません。
中国本土の歴史的には、滷味は秦代からあったそう。
(台湾の歴史はごめんなさい、わかりません)
効能
魯肉飯の効能は
・健胃(胃を健康にする)
・顺气(気の巡りを良くする?)
・促进食欲(食欲増進)
・提高机体免疫功能(免疫力上げる)
・延缓衰老(アンチエイジング)
・防癌抗癌(ガンを防ぎガンに抗う)
・健脑益智(脳を健康に保つ)
・防治动脉硬化(動脈硬化を治したり予防したり)
・美容护肤(皮膚の美容)
魯肉飯に主に使われている肉・豚肉はタンパク質が畜産類の中で少ない分、圧倒的ビタミンを含有しています。ビタミンBの量は牛肉の10倍!
寒熱の性質は平性(微寒)なので、熱を体内に溜めやすい人でも食べやすいです。
また、潤の性質を持っているので体内を潤すので乾燥や乾きを癒しますが、摂りすぎると余分な水分を溜め込み、むくみに繋がるので注意です。
特に「水滞」の人は注意です。むくみがち、お腹がチャプチャプしがちで冷たくなる人は水滞に当てはまるかもしれないので調べてみてください。
むくみの解消に効果的な生姜が魯肉飯に使われているので、魯肉飯を食べすぎてもむくむことは少ないかも…?
魯肉飯に使われている陳皮やシナモン、ネギなど、香り高く嗅いだらリフレッシュするようなスパイスや薬味は気の巡りを良くするので、器官や頭が張る感じがしたり、色々溜め込みがちな人にオススメです。
気になる人は「気滞」のキーワードで調べてください。
(私は国際中医学の資格は持っておらず、情報も中国のサイトとかから調べたものなので
医学的な根拠はないです。あしからず。)
無印良品の魯肉飯
やっと本題。無印の魯肉飯はレトルトです。
ご飯さえ用意すれば食べれます。
(誕生日にシェアハウスの住人さんからメッセージ付きでもらったものだったので
メッセージ部分消してます)
ご飯にかけてレンジで温めるか、湯煎で温めるだけ。簡単です。
現地では数百円程度で食べれます。無印のレトルトは350円なので、現地より少し高い程度。
味は香辛料は控えめでマイルド。
独特な香りは少ししますがそんなに八角が効いてないので、「今日そんなに香辛料感じたくないけど家で台湾感じたい!」日におすすめです。
原材料はこんな感じ。
ほのかに感じた台湾風味は紹興酒と香辛料によるものでしょうか。
レトルトには珍しく豚肉が思いの外しっかり入っていて、たけのこの食感もあって美味しかったです。
まとめ
魯肉飯、無印でも買えるのでぜひぜひ食べてみてください〜!
参考にしたサイト:
・百度百科_卤料
・Wikipedia(滷肉飯)
・百度百科_卤肉饭
・無印_ごはんにかけるルーロー飯
コメント
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