こんにちは、おひぐ(@ohigur)です。
今日はS&Bが出してるレトルトカレー『噂の名店 大阪スパイスキーマカレー』をご紹介します。
『噂の名店 大阪スパイスキーマカレー』とは
大阪北浜に本店がある『Columbia 8』が監修したS&Bのレトルトカレーです。
Columbia 8は大阪市内に5店舗、本店は北浜にあります。
私はまだ実店舗には行ったことがないので、いろいろ落ち着いて関西方面に行く時に立ち寄った際にでもレポします!
公式HPはこちら
作り方
レトルトカレーなので温めて具材をかけるだけ!
簡単、簡単〜。と舐めていたらなんと、かける順番がありました。
盛り付け方
- ご飯の上に香りスパイスをかける
- カレーソースをかける
- 焙煎カシューナッツをかける
私は普通のレトルトカレーみたいな感じかと思い、スパイスの前にカレーソースをかけてしまいました。
こだわりがあるんですね。
カレーソースはとてもシャバシャバ。スープカレーのようでした。
カルダモンとレーズン、ナッツがゴロゴロ入っています。
辛さ+苦味 or 酸味 = ミラクル!
パッケージの裏に気になる文面が。
「ししとうの苦味を含んでカレーを食べる」
「グレープフルーツジュースの酸味で口内をリセット」という文。
店主お奨めの召し上がり方であれば間違いないはず…!
と、これを見て獅子唐とグレープフルーツジュースを買いに行きました。
スパイスカレーは獅子唐をかじりながら食べると美味しい
獅子唐…あの焼肉で野菜盛りの端っこに紛れてるあの緑の唐辛子よな…?
と思いつつ、気になったのでスーパーで獅子唐を購入。
獅子唐、人生で初めて買いました。
少量の油で揚げ焼きした獅子唐をかじると、ほんのりとした苦味。
その苦味を口の中に残しながらカレーを食べてみると…
スパイスカレーの独特な異国感とぶつかることなく、絶妙に馴染んでいる…!
これはすごい。
スパイスが強いカレーって最初の数口は良いものの、後半はどうしても飽きが出てきがちです。
けれど獅子唐の苦味で味変することで、飽きる前にカレーがなくなってしまいました。
あと食べてみて気づいたのですが、火を通した獅子唐は苦味だけじゃなくて噛みしめるごとに甘みも出てくるんですね。
カレーに獅子唐は意外な組み合わせでしたが、とてもよかったです。
グレープフルーツはスパイスの辛さを弱め、まろやかに
カレーの合間にグレープフルーツジュースで喉を潤して、びっくり。
口に残っていたスパイスの辛みがスッキリと溶けてなくなったのです。
スパイスがふんだんに使われているカレーを食べると、歯を磨いても残る口の中のスパイス感。
あの感じが綺麗になくなるのです。
これもすごい。
味を強めたり弱めたりする関係性
このカレーの辛さ+苦味 or 酸味の関係性、実はちゃんと法則があるのです。
食材の五味(甘い・辛い・苦い・酸っぱい・塩辛い)には相性があり、それぞれの組み合わせによって味の特性を強めたり、弱めたりします。
スパイスの辛味は獅子唐の苦味を和らげ、グレープフルーツジュースの酸味はスパイスの辛さを和らげる。
五味の相性で味のバランスを取っているのですね。
そう考えれば確かに、カレー屋さんのドリンクによくあるラッシーもほのかな酸味で辛さを抑制できます。
辛味が苦味と相性がいいのならば、カレーと珈琲も合うのでしょうか?
インスタント珈琲をカレーの隠し味に入れるとコクが出る…のにも何か関係ありそうです。
この五味の相性について、食養(*1)の観点とカレーを用いて詳しく説明している資料(論文?)を見つけたので、シェアしますね。
富山医科薬科大学の名誉教授の難波恒雄氏によるものです。
「未病医学における食養の知恵」
*1: バランス良く食べて健康になろうね、という考え方
これらのことからColumbia 8がお奨めしている食べ方が美味しいのも納得できます。
おわりに
Google mapでの評価も高い、大阪で人気のColumbia 8の味がお家で楽しめるレトルトカレー。
ぜひ、獅子唐とグレープフルーツジュースと一緒に食べてみてください!
ではでは。
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